危険なお風呂の入り方
温泉地での入浴中の事故が多いことは良く知られていることです。温泉が体に悪いのではなく、間違った入浴法が事故を起こしているのです。危険な入浴法を順次紹介していきます。
お年寄りの高温での全身浴
寒い冬には熱いお湯に肩まで浸かることは、極楽とも言える贅沢です。しかし、高温での入浴には危険がたくさん潜んでいます。高齢の方、高血圧の方に多いのが、脳梗塞、心筋梗塞です。対策としては入る前のかけ湯を十分にすること。そしてできることなら半身浴や、何回かに分けて入浴する分割浴にして体に掛かる負担を抑えるようにしてください。
飲酒時の入浴
飲酒で拡張した血管がさらにお風呂によって拡張され、脳貧血や心臓発作に結びつきます。若い人でも飲酒時の事故は起こる可能性があり、危険です。単純に酔っている事による転倒事故にも注意が必要です。
スポーツ直後の入浴
汗をかいた後のお風呂は爽快ですが、疲労回復には逆効果になります。運動をした後は、疲労物質を運び出すために筋肉の血流量が増加します。しかし、入浴することで全身の血行が良くなり、筋肉に十分な血流量が行かなくなり、疲労物質は残ったままになるのです。 運動後は、ある程度時間をおいてから入浴するようにするべきです。
食事の前後
スポーツの後と同じ原理です。食事をした後は、消化するために胃の血流量が増加します。しかし、入浴をすることで全身の血行が良くなり、胃に十分な血流が行き届かなくなります。同じ理由で食べる直前でも胃に血液が行き届かず消化不良になる可能性がありますので避けたほうが良いです。食事前後30分から1時間くらいは空けたほうがいいでしょうね。